法話巡礼33
~動画で巡る法話の旅~
『三十三所観音巡礼』にヒントを得て、宗派を超えた33人の若手僧侶たちが、YouTube上に、自坊にて撮影した法話の動画を公開していきます。
ご自宅のパソコンやスマートフォン、タブレット端末や、インターネットに接続されたテレビなどで、楽しみながら法話をご覧いただけるだけでなく、寺院で撮影された映像をご覧いただくことで、お寺を巡礼したかのような感覚を得る事ができます。
日本だけではなく、世界中の人々が新型コロナウイルスによる心身の、また経済的な打撃を受け、大きな苦労や悩みを抱えているこの状況のもと、人々が力強く生き抜き、少しでも心安らかな時間を過ごしていくために、私たちが知る仏教の教えを、広く、強く発信していきたいと思います。
『法話巡礼33』に参画して下さった僧侶と寺院
宗派や地域を超え、全国から多くの僧侶の皆さんが参画。
自坊で撮影された法話動画を公開して下さっています。
H1法話グランプリ実行委員会のメンバーや、昨年開催した『H1法話グランプリ~エピソードZERO~』の登壇者をはじめ、宗派を超え、本プロジェクトに賛同した多くの若手僧侶の方々に参加して頂いています。
【 現時点での参加宗派 】
天台宗 真言宗 浄土宗 浄土真宗 時宗 臨済宗 曹洞宗 日蓮宗 法相宗
H1法話グランプリ実行委員会とは、実行委員長の雲井 雄善 能福寺 住職(天台宗)や、実行副委員長の小池 陽人 須磨寺 副住職(真言宗 須磨寺派)、森 圭介 阿弥陀寺 住職(浄土宗)を中心に、宗派や地域を越えた若手僧侶が集い、「H1法話グランプリ」を通じて、若手僧侶の研鑽の機会の創造と、仏教の教えを、広く多くの方々に情報発信することを目的として、企画から運営、広報までの全てをおこなう団体です。
また、メンバーの中には、本目的を共有し、協力しあうIT、流通、メーカー等の民間企業やメディア関連企業のメンバーも在籍し、単にイベント開催をおこなうだけではなく、イベントを通じて、新たな仏教のありかたや課題解決に向けた多角的なアプローチを実現しています。
■特別顧問として、釈 徹宗(浄土真宗本願寺派如来寺住職)師が就任。
【釈 徹宗 師のご紹介】
浄土真宗本願寺派如来寺住職、相愛大学人文学部教授、特定非営利活動法人リライフ代表。専門は比較宗教思想・人間学。
大阪府出身。大阪府立大学大学院人間文化研究科比較文化専攻博士課程修了。
その後、如来寺住職の傍ら、龍谷大学文学部非常勤講師、兵庫大学生涯福祉学部教授を経て、現在に至ります。
フランス文学者の内田樹氏と親しく共著を多く執筆されています。2012年から開催されている釜ヶ崎芸術大学で講師を務められ、2017年、『落語に花咲く仏教-宗教と芸能は共振する-』で第5回河合隼雄学芸賞受賞。